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公開: 2026年4月7日著者: 住まい相場ナビ編集部

注文住宅の土地込み費用はいくら?地域別の平均総額と予算配分の考え方【2026年版】

土地込みの注文住宅費用は首都圏で平均6,000〜8,000万円、地方で3,500〜5,500万円が目安。建物費用と土地代の予算配分の基本(建物55%:土地45%)、土地探しで費用を抑える3つのポイントを解説。

注文住宅の費用を考えるとき、「建物費用だけ」で計算すると予算を大幅に超えることがあります。土地込みの総費用の全国平均は4,500〜5,500万円、首都圏では6,000万円を超えるケースが多くなります。

この記事でわかること:

  • 土地込みの注文住宅費用の全国平均と地域別の目安
  • 建物費用と土地代の予算配分の考え方
  • 土地を安く購入するための3つのポイント
  • 「土地ありの人」と「土地なしの人」の費用の違い

土地込み注文住宅の費用:地域別の平均

国土交通省の住宅市場動向調査(2025年度版)をもとにした、土地込みの注文住宅費用の目安です。

地域建物費用(目安)土地代(目安)土地込み総額
首都圏(東京・神奈川等)3,500〜4,500万円3,000〜5,000万円6,000〜8,500万円
近畿圏(大阪・京都等)3,000〜4,000万円1,500〜3,500万円4,500〜7,000万円
その他政令指定都市2,800〜3,800万円1,000〜2,500万円4,000〜6,000万円
地方(郊外・地方都市)2,500〜3,500万円500〜1,500万円3,500〜5,000万円

※建物費用は本体工事費+付帯工事費+諸費用の合計。土地代は更地の取得費。外構工事費は別途。

建物費用の詳細な内訳については、注文住宅の費用は平均3,500万円をご覧ください。


予算配分の基本:建物55% vs 土地45%

総予算を決めたら、建物と土地にどう配分するかが重要です。

一般的な配分の目安

総予算建物費用土地代建物コメント
4,000万円約2,400万円約1,600万円延30〜35坪の標準〜ローコスト仕様
5,000万円約3,000万円約2,000万円延30〜40坪の標準グレード
6,000万円約3,500万円約2,500万円延35〜45坪の標準〜ハイグレード
7,000万円約4,000万円約3,000万円延40〜50坪の標準〜ハイグレード
8,000万円約4,500万円約3,500万円延45坪以上のハイグレード仕様

※都市部では土地代が総予算の50〜60%を占めるケースもあります。

「建物重視」か「立地重視」かで配分は変わる

  • 建物重視型(建物60〜70%・土地30〜40%):郊外・地方で広い土地を安く確保し、建物品質を上げる
  • 立地重視型(土地50〜60%・建物40〜50%):都市部の利便性の高い場所に土地を買い、建物はコストを抑える

家族構成・通勤・学校区などのライフスタイルに合わせて、どちらを優先するか先に決めることが重要です。

条件を1回入力するだけで、複数のハウスメーカーから土地込みの間取りプランと資金計画が届きます。

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土地代の相場:エリア別の坪単価

土地代はエリアによって大きく異なります。坪単価の目安は以下のとおりです。

首都圏の坪単価目安(住宅地)

エリア坪単価の目安30坪の土地代目安
東京23区内100〜400万円3,000〜1億2,000万円
東京都下(八王子・立川等)30〜80万円900〜2,400万円
神奈川(横浜・川崎)40〜120万円1,200〜3,600万円
埼玉・千葉(郊外)15〜40万円450〜1,200万円

その他主要都市の坪単価目安

エリア坪単価の目安30坪の土地代目安
大阪市内40〜120万円1,200〜3,600万円
名古屋市内30〜80万円900〜2,400万円
福岡市内25〜70万円750〜2,100万円
地方都市(政令市郊外)10〜25万円300〜750万円

土地代は路線価・公示地価・実勢価格(実際の売買価格)が異なることがあります。**国土交通省の「土地総合情報システム」**で過去の実際の取引価格を確認できます。


土地探しで費用を抑える3つのポイント

1. 旗竿地・変形地を検討する

整形地(四角い土地)に比べて10〜20%程度安い旗竿地や変形地も、設計の工夫次第で快適に住めます。

  • 旗竿地(道路から細い通路でつながった土地):日当たりや外観にこだわらないなら選択肢
  • 角地以外の中間画地:同エリアの角地より5〜10%程度安いことが多い

2. ハウスメーカー・工務店の「土地情報サービス」を活用する

大手ハウスメーカーの多くは未公開の土地情報を持っています。建物の請負と同時に土地を紹介してもらうことで、土地仲介手数料の値引き交渉ができる場合があります。

一括プラン請求サービスを使うと、複数社から土地情報と建物プランをまとめて取り寄せることができます。

3. 市街化調整区域・用途地域を確認する

用途地域によっては住宅が建てにくかったり、建物の高さ・容積率に制限があります。「坪単価が安い=お得」とは限りません。購入前に市区町村の都市計画課に確認してください。


「土地あり」vs「土地なし」:費用の違い

土地なしから始める場合(一般的なケース)

総費用 = 建物費用(本体+付帯+諸費用)+ 土地代 + 外構費用 + 地盤改良費
費用項目金額の目安
建物本体工事費2,000〜4,500万円
付帯工事費(地盤改良・電気引き込みなど)300〜800万円
諸費用(登記・ローン手数料・火災保険など)200〜400万円
建物小計2,500〜5,700万円
土地代500〜5,000万円
外構工事費100〜500万円
合計3,100〜1億1,200万円

土地ありの場合

土地代が不要なため、建物費用のみでの計画が可能です。ただし以下の追加費用が発生することがあります:

  • 古家解体費(既存建物がある場合):100〜400万円
  • 地盤改良費:50〜200万円(軟弱地盤の場合)
  • インフラ整備(上下水道・ガスの引き込みが未整備の場合):50〜300万円

「土地あり」でも思わぬ費用が発生することがあります。事前の地盤調査と土地の法的確認を忘れずに。


住宅ローンの借入可能額との兼ね合い

土地込みの費用が大きくなる場合、住宅ローンの借入可能額との整合性も確認が必要です。

年収借入可能額の目安(返済負担率25%・35年)土地込み購入可能ライン(頭金10%)
500万円約3,200万円約3,500万円
600万円約3,800万円約4,200万円
700万円約4,500万円約5,000万円
800万円約5,100万円約5,600万円
1,000万円約6,400万円約7,000万円

首都圏で土地込み6,000〜8,000万円の家を購入する場合、年収800万円以上で頭金を十分準備することが現実的な目安になります。

注文住宅 何から始める?最初の5ステップ

住宅ローンはいくら借りられる?年収別の目安

ハウスメーカー・工務店に条件を1回送るだけで、土地情報や資金計画プランをまとめて取り寄せられます。

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まとめ

  • 土地込み注文住宅の総費用は首都圏6,000〜8,000万円、地方3,500〜5,000万円が目安
  • 建物費用と土地代の配分は**建物55%:土地45%**が基本(都市部では土地が逆転)
  • 旗竿地・未公開情報活用・用途地域確認で土地代を抑えられる
  • 住宅ローン借入可能額と土地込み総額の整合性を最初に確認する

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住まい相場ナビ編集部

エンジニアとして会社を経営する運営者が個人で立ち上げたメディア。 賃貸暮らしの立場から「住宅の相場をちゃんと数字で理解する」をテーマに、 記事とシミュレーターツールで情報を提供しています。