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公開: 2026年4月3日更新: 2026年4月3日著者: 住まい相場ナビ編集部

マンション修繕積立金の相場はいくら?平均・値上がり・不足リスク【2026年版】

マンションの修繕積立金は月5,000〜3万円が相場で、築年数とともに値上がりするのが一般的。管理費・固定資産税を含めた年間維持費の平均と、30年間の総額を早見表で解説します。

マンションを購入すると、住宅ローンとは別に「管理費」「修繕積立金」が毎月かかります。この2つだけで月2〜5万円になることも多く、購入前に見落とすと家計が思ったよりも苦しくなります。

しかも修繕積立金は築年数とともに値上がりするのが一般的で、購入時は月5,000円でも10年後には2万円超になるケースもあります。

この記事でわかること:

  • 修繕積立金・管理費の平均相場と内訳
  • 築年数別の値上がりシミュレーション
  • 30年間の総維持費の目安と戸建てとの比較

マンション維持費の内訳と平均

マンション購入後に毎月・毎年かかる主な費用は次のとおりです。

費目目安(月額)備考
管理費1〜3万円全国平均は約1.5万円
修繕積立金5,000〜3万円築年数で変動。平均は約1.2万円
駐車場(使用する場合)5,000〜3万円立体駐車場は高め
固定資産税年6〜15万円土地持分が小さいため戸建てより安め
火災・地震保険年1〜3万円専有部分のみが対象
合計(月換算)約2〜6万円駐車場・保険含む

管理費は主に管理会社への委託費・共用部の光熱費・清掃費に充てられます。修繕積立金は大規模修繕(外壁・屋根・設備等)に備えた積立で、使途は修繕のみに限定されています。


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修繕積立金の「値上がり問題」

修繕積立金が将来的に値上がりすることを知らずにマンションを購入して後悔するケースが増えています。

なぜ値上がりするのか

多くの新築マンションでは、当初の修繕積立金を低く設定して購入しやすくしているのが実態です。これを「段階増額方式」と呼び、5〜10年ごとに金額が上がっていきます。

築年数修繕積立金(目安)
〜築5年月5,000〜1万円
築5〜10年月1〜1.5万円
築10〜20年月1.5〜2.5万円
築20年以降月2〜3万円以上

修繕積立金が不足すると**大規模修繕のタイミングで一時金徴収(数十万円)**が発生することがあります。マンション購入時は現在の金額だけでなく、「将来の積立計画」を確認することが重要です。

積立不足マンションのリスク

国土交通省の調査では、分譲マンションの約35%が修繕積立金不足とされています。積立が不足すると:

  • 大規模修繕が先送りされ、建物が劣化する
  • 一時金の徴収でトラブルが起きやすい
  • 資産価値・売却時の評価が下がる

中古マンションを購入する際は積立金の残高と今後の修繕計画を必ず確認してください。



マンションの大規模修繕と費用

マンションは12〜15年周期で大規模修繕が行われます。外壁・屋根・共用設備の補修が主な内容で、1戸あたりの負担は以下が目安です。

大規模修繕の回築年数目安1戸あたりの積立目標
1回目築12〜15年80〜150万円
2回目築25〜30年100〜200万円
3回目築40〜45年150〜300万円

修繕積立金が月1万円の場合、15年で積立できるのは約180万円。1回目の大規模修繕にギリギリ対応できるかどうかの水準です。


30年間の維持費総額シミュレーション

マンションに30年間住んだ場合の維持費の累計をパターン別に示します。

費目30年間の累計目安
管理費(月1.5万円)約540万円
修繕積立金(月1〜2万円・値上がり考慮)約450〜720万円
固定資産税(年10万円)約300万円
保険(年2万円)約60万円
合計約1,350〜1,620万円

戸建ての30年維持費(約700〜1,000万円)と比べると、管理費の分だけマンションのほうが割高になりやすいのが特徴です。ただし修繕の手間が少ない点はマンションのメリットです。

住宅維持費の平均はいくら?戸建て・マンション別の年間コストと30年総額


戸建てvsマンション、維持費で選ぶには?

比較軸マンション戸建て
月々の固定費高い(管理費あり)低い(積立のみ)
修繕の手間不要(管理組合対応)自己管理が必要
30年累計1,350〜1,620万円700〜1,500万円
リスク積立不足・値上がり突発的な大出費

どちらが得かはライフスタイルや管理組合の運営状況によっても変わります。

マンション vs 戸建て どちらが得か【2026年版】



まとめ

  • マンションの月々維持費(管理費+修繕積立金)は平均2〜5万円
  • 修繕積立金は築年数とともに値上がりするのが一般的
  • 30年間の維持費総額は約1,350〜1,620万円になる
  • 中古購入時は積立残高と修繕計画の確認が必須

住宅ローンの返済と維持費をあわせた「総負担額」で住宅選びを判断することが、購入後の後悔を防ぐ最大のポイントです。


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住まい相場ナビ編集部

エンジニアとして会社を経営する運営者が個人で立ち上げたメディア。 賃貸暮らしの立場から「住宅の相場をちゃんと数字で理解する」をテーマに、 記事とシミュレーターツールで情報を提供しています。