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公開: 2026年3月15日更新: 2026年3月15日著者: 住まい相場ナビ編集部

初めての住宅購入ガイド【2026年版】流れ・費用・失敗しないポイント

住宅購入は「資金計画→物件探し→契約→ローン申込→引渡し」の5ステップ。初めての方向けに、全体の流れ・必要な費用・よくある失敗を具体的に解説。

住宅購入は人生で最大の買い物のひとつです。初めてで「何から始めればいいかわからない」という方に向けて、全体の流れと押さえるべきポイントを解説します。

住宅購入の全体ステップ

STEP 1: 資金計画を立てる
↓
STEP 2: 物件を探す
↓
STEP 3: 物件を決めて契約する
↓
STEP 4: 住宅ローンを申し込む
↓
STEP 5: 引き渡し・入居

各ステップの目安期間:契約〜引き渡しまで約2〜4ヶ月(新築マンションは完成待ちで1年以上かかる場合も)


STEP 1:資金計画を立てる

最初に「いくらの家を買えるか」を明確にします。

確認すること

① 年収から購入可能な価格を把握する

住宅価格の目安は年収の5〜6倍以内が安全ラインです。

年収安全な購入価格目安
400万円2,000〜2,400万円
500万円2,500〜3,000万円
600万円3,000〜3,600万円
700万円3,500〜4,200万円

詳しくは 住宅価格は年収の何倍が安全? をご参照ください。

② 頭金と諸費用を確認する

  • 頭金:物件価格の10〜20%が目安
  • 諸費用:物件価格の3〜10%(新築3〜5%、中古6〜10%)

例:4,000万円の物件(中古)の場合

  • 頭金20%:800万円
  • 諸費用8%:320万円
  • 必要な自己資金:約1,120万円

頭金については 住宅購入に必要な頭金はいくら?、 諸費用については 住宅購入の諸費用はいくら? で詳しく解説しています。

③ 借入可能額を確認する

年収・勤続年数・他のローン残高から、いくら借りられるかを確認します。

住宅ローンの借入可能額を計算する

年収・返済負担率・金利を入力するだけで、借入可能額と月返済目安を即時算出します。

借入可能額シミュレーターを使う →

STEP 2:物件を探す

資金計画が決まったら、物件探しに入ります。

物件の種類を決める

種類特徴
新築マンション最新設備・保証充実。価格は高め
中古マンション価格が安く立地の選択肢が豊富
新築戸建て(建売)マンションより広く、駐車場付きが多い
注文住宅自由設計。費用・期間がかかる

新築と中古の比較は 新築 vs 中古住宅どちらが得か をご参照ください。

物件探しの主な手段

  • 不動産ポータルサイト(SUUMO / HOME'S / at home など)
  • 不動産会社への相談(希望条件を伝えて紹介してもらう)
  • 住宅展示場・モデルルーム(新築マンション・建売の場合)
  • 不動産会社の店頭(地域密着型の物件情報が豊富)

物件内覧で確認するポイント

  • 日当たり・風通し
  • 周辺の騒音・臭い
  • 最寄り駅からの実際の距離・道
  • スーパー・病院・学校などの生活利便性
  • 築年数と修繕履歴(中古の場合)

STEP 3:物件を決めて契約する

気に入った物件が見つかったら、購入申し込み → 売買契約の流れになります。

購入申し込み(買付証明書)

購入の意思を示す書類を提出します。この時点では法的拘束力はなく、キャンセルも可能です。

重要事項説明

売買契約の前に、不動産会社の宅地建物取引士から物件の詳細・リスクの説明があります。 内容をしっかり確認し、不明な点は必ず質問してください。

売買契約・手付金の支払い

売買契約を締結し、手付金(物件価格の5〜10%程度)を支払います。 手付金は後日残代金と合算されます。

注意:売買契約締結後のキャンセルは手付金放棄となる場合があります。


STEP 4:住宅ローンを申し込む

売買契約後、住宅ローンの本申込を行います。

事前審査(仮審査)と本審査

段階タイミング期間
事前審査(仮審査)物件探し中〜契約前3日〜1週間
本審査売買契約後1〜2週間

事前審査を先に通しておくと、物件契約をスムーズに進められます。

審査で見られる主なポイント

  • 返済負担率(年間返済額 ÷ 年収)
  • 勤続年数・雇用形態
  • 他のローン残高
  • 信用情報(過去の延滞歴)

審査基準の詳細は 住宅ローン審査の基準とは? をご参照ください。

金利タイプを選ぶ

タイプ特徴
変動金利低金利だが金利変動リスクあり
固定金利返済額が安定。金利は高め

返済額をシミュレーションしてから選びましょう。

住宅ローンの返済額を計算する

借入額・金利・返済年数を入力するだけで、月返済額・総返済額・利息総額を即時算出します。

返済計算ツールを使う →

STEP 5:引き渡し・入居

ローンの承認が下りたら、残代金の決済・物件の引き渡しです。

引き渡し当日の流れ

  1. 残代金の決済(銀行または司法書士立会のもとで)
  2. 鍵の受け取り
  3. 登記完了の確認

入居後にやること

  • 住所変更(運転免許証・マイナンバーカード・金融機関等)
  • 住宅ローン控除の確定申告(入居翌年の確定申告で初回のみ)
  • 火災保険の加入確認

住宅購入でよくある失敗

1. 諸費用を見落として資金が不足する

頭金の準備だけで諸費用を計算していなかったケース。 自己資金は「頭金+諸費用」の合計で準備してください。

2. 返済負担率が高すぎて生活が苦しくなる

「審査に通った額」を全額借りてしまい、月々の生活が圧迫されるケース。 安全な返済負担率(25%以内)を守って借入額を決めましょう。

詳しくは 住宅ローンの返済負担率の目安 をご確認ください。

3. 物件の確認が不十分で後悔する

内覧時に見落としがあり、入居後に騒音・日当たり・収納不足などに気づくケース。 複数回の内覧と、周辺環境の昼夜確認をおすすめします。

4. 急いで決めてしまう

「今すぐ買わないと売れてしまう」という焦りから、十分な検討なしに契約してしまうケース。 資金計画が整っていない状態での購入は避けましょう。


購入前の最終チェックリスト

  • 年収の5〜6倍以内の物件価格になっているか
  • 頭金10〜20%+諸費用分の自己資金が準備できているか
  • 返済負担率が25%以内に収まるか
  • 他のローンを可能な限り完済しているか
  • 物件を複数回内覧したか
  • 重要事項説明の内容を確認したか
  • 住宅ローンの事前審査を通しているか

まとめ

住宅購入の基本ステップは5つです。

  1. 資金計画:年収倍率・頭金・諸費用を確認する
  2. 物件探し:種類・立地・内覧で絞り込む
  3. 契約:重要事項説明をしっかり確認する
  4. ローン申込:事前審査 → 本審査 → 金利選択
  5. 引き渡し:残代金決済・鍵の受け取り

焦らず、資金計画を土台に進めることが住宅購入成功の鍵です。

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住まい相場ナビ編集部

エンジニアとして会社を経営する運営者が個人で立ち上げたメディア。 賃貸暮らしの立場から「住宅の相場をちゃんと数字で理解する」をテーマに、 記事とシミュレーターツールで情報を提供しています。