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公開: 2026年3月15日更新: 2026年3月15日著者: 住まい相場ナビ編集部

新築 vs 中古住宅どちらが得?価格差・維持費・メリットを比較【2026年版】

新築と中古の価格差は同立地で1,000〜2,000万円以上。中古はリフォーム費用がかかるが総コストは安い場合も。維持費・住宅ローン控除・向いている人の違いを解説。

新築と中古住宅、どちらが得かは「価格差」だけでなく「総コスト」で比較する必要があります。

結論:トータルコストでは中古が安い場合が多い

項目新築中古
購入価格高い安い(同立地で1,000〜2,000万円以上差も)
リフォーム費不要必要な場合あり(0〜数百万円)
維持費最初は少ない築年数により増える可能性
住宅ローン控除最大13年・控除額大最大10〜13年(築年数条件あり)
選択肢限られる(未完成で購入も)豊富(既存物件を見て決められる)
向いている人最新設備・安心感を重視コストを抑えたい・立地を優先

価格差はどのくらい?

同じエリア・広さで比較した場合、新築と中古の価格差の目安です。

エリア新築マンション中古マンション(築10〜15年)価格差
東京23区(70㎡)7,000〜1億円超5,000〜8,000万円1,000〜2,000万円以上
首都圏郊外(70㎡)4,000〜5,500万円2,500〜4,000万円1,000〜1,500万円
大阪市内(70㎡)4,000〜6,000万円2,500〜4,000万円1,000〜2,000万円

※エリア・築年数・設備状況により大きく変わります。

年収から買える住宅価格を計算する

年収・頭金・金利を入力するだけで、借入可能額と適正住宅価格の目安を即時算出します。

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新築住宅のメリット・デメリット

メリット

1. 最新の設備・省エネ性能 断熱性・省エネ性能が高く、光熱費を抑えやすい。 キッチン・バスなどの設備も最新仕様。

2. 当面のメンテナンス費が少ない 購入直後は修繕が発生しにくく、費用の見通しが立てやすい。

3. 住宅ローン控除が手厚い 2024〜2025年に入居した場合、最大13年間・最大455万円の控除を受けられます(省エネ等住宅の場合)。

4. 住宅品質確保促進法による保証 構造耐力上主要な部分・雨水の浸入防止部分に10年間の瑕疵担保責任が義務付けられています。

デメリット

1. 価格が高い 同立地の中古より1,000〜2,000万円以上高いケースが多い。

2. 実物を見て買えない場合がある マンションは完成前に契約することが多く、実際の部屋を確認してから購入できない。

3. 立地の選択肢が限られる 新築物件は都市部の好立地では少ない。

中古住宅のメリット・デメリット

メリット

1. 価格が安い 同立地の新築より大幅に安く、予算を抑えたエリアで購入しやすい。

2. 実物を確認してから購入できる 実際の部屋・日当たり・周辺環境を見てから決められる。

3. 立地の選択肢が豊富 既存物件が多いため、希望エリアで選べる確率が高い。

4. リノベーションで自分好みにできる リノベーション済み物件や、自分でリフォームして好みの内装にすることが可能。

デメリット

1. リフォーム・修繕費がかかる場合がある 築年数が古いほど、給排水・外壁・屋根などのメンテナンス費用が増えやすい。

2. 省エネ性能が低い場合がある 古い建物は断熱性が低く、光熱費が高くなる場合がある。

3. 住宅ローン控除に条件がある 1982年以降(新耐震基準)の物件が対象。耐震基準適合証明書が必要な場合も。

中古住宅のリフォーム費用の目安

リフォーム内容費用の目安
内装(クロス・フローリング)全面100〜200万円
キッチン交換50〜150万円
バス・トイレ交換50〜150万円
給湯器交換10〜30万円
外壁塗装(戸建て)80〜200万円
全面リノベーション500〜1,500万円

リフォーム費用を含めた総コストで新築と比較することが重要です。

総コストで比較する:購入価格+リフォーム+維持費

例:首都圏郊外(70㎡)で比較する場合

新築マンション中古マンション(築15年)
購入価格5,000万円3,500万円
リフォーム費0円200万円
購入時 総コスト5,000万円3,700万円
差額1,300万円の差

この差額で中古の方が安く、差額をローン返済に充てる・貯蓄に回すことができます。

住宅ローン控除の違い

新築中古(耐震基準適合)
控除期間13年10年
借入限度額(省エネ等住宅)最大5,000万円最大3,000万円
年末残高の控除率0.7%0.7%

新築の方が控除額は大きいですが、購入価格の差が大きければ中古の方がトータルで有利なことも多いです。

どちらが向いているか

新築が向いている人

  • 最新設備・高い省エネ性能を重視する
  • 当面のメンテナンス費を抑えたい
  • 住宅ローン控除を最大限に活用したい
  • 一定期間後に売却・住み替えを検討している(築浅の方が売りやすい)

中古が向いている人

  • 予算を抑えて購入したい
  • 立地を優先したい(都心・人気エリアの好物件を選びたい)
  • 実物を確認してから購入したい
  • 自分好みにリノベーションしたい

購入前に月々返済額を確認する

新築・中古で借入額が変わると、月々返済額も変わります。事前に確認しましょう。

住宅ローンの返済額を計算する

借入額・金利・返済年数を入力するだけで、月返済額・総返済額・利息総額を即時算出します。

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まとめ

  • 同立地なら中古は新築より1,000〜2,000万円以上安いことが多い
  • 中古はリフォーム費用が加わるが、総コストでは安い場合が多い
  • 新築は設備・保証・住宅ローン控除で有利
  • 中古は立地・価格・実物確認で有利
  • 「どちらが得か」はライフプランと優先事項次第

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住まい相場ナビ編集部

エンジニアとして会社を経営する運営者が個人で立ち上げたメディア。 賃貸暮らしの立場から「住宅の相場をちゃんと数字で理解する」をテーマに、 記事とシミュレーターツールで情報を提供しています。