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公開: 2026年3月30日著者: 住まい相場ナビ編集部

年収500万円でいくらの家が買える?住宅価格の目安を解説【2026年版】

年収500万円の住宅購入目安は2,500〜3,750万円(年収倍率5〜7.5倍)。月返済額を手取りの25%以内に抑えると無理のない返済が可能。頭金・金利・物件種類別にシミュレーション。

年収500万円の住宅購入目安は2,500〜3,750万円(年収の5〜7.5倍)です。手取りは約370〜380万円のため、月々の返済を手取りの25%以内(約7〜8万円)に抑えることが、生活を圧迫しないポイントです。

この記事でわかること:

  • 年収500万円の手取り・借入可能額・安全な月返済額
  • 頭金・金利パターン別の返済額比較表
  • 年収500万円が買える物件の現実(東京・大阪・地方別)
  • やりすぎ失敗パターンと回避策

年収500万円の基本スペック

項目金額(目安)
年収500万円
手取り年収(控除後)約375〜385万円
手取り月収約31〜32万円
年収倍率5倍の住宅価格2,500万円
年収倍率7倍の住宅価格3,500万円
年収倍率7.5倍の住宅価格3,750万円

手取りの25%以内を返済額の安全ラインとすると、月々の返済は約7.7〜8万円が目安です。


借入可能額の目安(年収500万円)

金融機関は「返済負担率35%以内」を融資基準にすることが多いですが、生活の余裕を確保するためには**実質返済負担率25%以内(月約10.4万円以内)**が推奨されます。

返済期間金利0.5%金利1.5%金利2.0%
20年約2,367万円約2,273万円約2,185万円
25年約2,832万円約2,701万円約2,581万円
30年約3,258万円約3,086万円約2,929万円
35年約3,644万円約3,448万円約3,269万円

※年収500万円・返済負担率35%上限での概算。実際の審査では勤続年数・他ローン・家族構成も考慮されます。

住宅ローンはいくら借りられる?年収別の目安でより詳しく解説しています。

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頭金別・金利別の返済シミュレーション

物件価格3,000万円の場合

頭金借入額月返済額(金利0.5%・35年)月返済額(金利1.5%・35年)月返済額(金利2.0%・35年)
頭金なし3,000万円約7.8万円約9.2万円約9.9万円
頭金200万円2,800万円約7.3万円約8.5万円約9.3万円
頭金500万円2,500万円約6.5万円約7.6万円約8.3万円

物件価格3,500万円の場合

頭金借入額月返済額(金利0.5%・35年)月返済額(金利1.5%・35年)月返済額(金利2.0%・35年)
頭金なし3,500万円約9.1万円約10.7万円約11.6万円
頭金200万円3,300万円約8.6万円約10.1万円約10.9万円
頭金500万円3,000万円約7.8万円約9.2万円約9.9万円

**手取り月収31〜32万円の25%ライン(約7.7〜8万円)**を超えると家計が窮屈になります。頭金500万円を用意して物件価格3,000万円前後に抑えるのが、年収500万円の現実的な安全圏です。

住宅価格は年収の何倍が安全?住宅ローンの返済負担率の目安【2026年版】もあわせて確認してください。


年収500万円で買える物件の現実

住宅の平均価格はいくら?全国・種類別にわかりやすく解説【2026年版】のデータと照らし合わせると、以下のような選択肢が現実的です。

東京圏(23区・周辺市)

予算買える物件の目安
2,500万円以下23区内の中古マンション(20〜25m²・築30年超)、都下・郊外の中古マンション(40〜50m²・築20年)
3,000万円神奈川・埼玉・千葉の中古一戸建て(築15〜25年)、都下の中古マンション(50〜60m²)
3,500万円神奈川・埼玉・千葉の新築建売(駅から30〜40分)

東京圏では年収500万円で新築マンション(平均7,100万円)は難しく、中古物件や郊外が現実的な選択肢になります。

大阪・近畿圏

予算買える物件の目安
2,500万円大阪市内の中古マンション(50〜60m²・築20年前後)
3,000万円大阪市内周辺の中古一戸建て(築10〜20年)、北摂・南大阪の中古マンション
3,500万円大阪市内周辺の新築マンション(60m²前後)

地方(仙台・名古屋・福岡・広島など政令市)

予算買える物件の目安
2,000〜2,500万円市内の中古マンション(60〜70m²・築10〜20年)、郊外の中古一戸建て
3,000万円新築マンション(60〜70m²)または土地込みの新築建売
3,500万円注文住宅(土地込み)も視野に入る

地方都市では年収500万円でも比較的選択肢が広がります。


年収500万円帯でありがちな「やりすぎ失敗」パターン

失敗パターン1:借入上限まで借りる

金融機関の審査可能額(3,500万〜3,600万円前後)まで借りると、月々の返済は10万円超になります。変動金利で借りていた場合、金利が1%上昇すると月返済が1〜2万円増加するリスクも。

対策: 返済負担率25%以内(月8万円以内)を守る。借入額は2,500〜3,000万円を目安にする。

失敗パターン2:頭金ゼロで諸費用ローンまで組む

頭金なし+諸費用(物件価格の3〜7%)もローンで借りると、借入残高が物件価格を上回る「オーバーローン」状態になります。万が一売却が必要になった場合に残債が残るリスクがあります。

対策: 最低でも諸費用(100〜250万円)は自己資金で準備する。頭金200万〜500万円があると返済が安定する。

失敗パターン3:車・子育て・老後資金を計算しない

住宅ローンの審査は通っても、マイカーのローン・子どもの教育費・老後積立を加えると家計が破綻するケースがあります。

費用項目月額換算(目安)
車維持費(カーローン含む)3〜5万円
子ども1人の教育費積立1〜2万円
老後資金積立(iDeCo等)1〜2万円
住宅ローン返済7〜10万円

合計で月21〜19万円程度。手取り月収31〜32万円に対して生活費・保険・娯楽費が残るか確認が必須です。


次のステップ(ローン審査前の準備)

  1. 信用情報の確認 — カードローン・消費者金融の残高を事前に返済
  2. 頭金の目標額を設定 — 物件価格の5〜10%(150〜300万円)が現実的な目標
  3. 事前審査(仮審査)を複数社で取る — メガバンク・ネット銀行・地銀を比較
  4. 住宅ローン控除の活用確認 — 2026年時点で借入残高の0.7%×13年分が控除可能

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まとめ

  • 年収500万円の住宅購入目安は2,500〜3,500万円(年収の5〜7倍)
  • 安全な返済額は月8万円以内(手取りの25%)。金利1.5%・35年で借入2,700万円前後が目安
  • 頭金200〜500万円を用意できると、月返済と総支払利息が大幅に改善される
  • 東京圏では郊外中古・埼玉・千葉が現実的。地方では新築も射程に入る
  • 借入上限まで借りない・諸費用を自己資金で用意するのが基本

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住まい相場ナビ編集部

エンジニアとして会社を経営する運営者が個人で立ち上げたメディア。 賃貸暮らしの立場から「住宅の相場をちゃんと数字で理解する」をテーマに、 記事とシミュレーターツールで情報を提供しています。