住宅ローン金利の計算方法【2026年版】利息の仕組みと総利息の早見表
住宅ローンの利息は「残元本 × 年利 ÷ 12」で計算。3,000万円・35年ローンの金利別 総利息は0.5%で約264万円、2%で約1,199万円。計算の仕組みと節約方法を解説。
住宅ローンを借りると「元本+利息」を返済します。 この記事では、利息の計算の仕組みと、金利・借入額別の総利息早見表を解説します。
利息の計算式
住宅ローンの1か月の利息は、次の式で計算します。
当月の利息 = 残元本 × 年利 ÷ 12
具体例
- 借入額:3,000万円
- 年利:1.5%
初月の利息 = 3,000万円 × 1.5% ÷ 12 = 3.75万円
元利均等返済では毎月の返済額が一定のため、返済が進むにつれて元本への充当割合が増えていきます。
返済初期は「ほとんどが利息」になる理由
元利均等返済では、残元本が多い返済初期ほど利息の割合が高くなります。
| 返済月 | 残元本 | 当月利息(年利1.5%) | 元本返済分 | 月返済額 |
|---|---|---|---|---|
| 1か月目 | 3,000万円 | 約3.8万円 | 約5.4万円 | 約9.2万円 |
| 120か月目(10年後) | 約2,356万円 | 約2.9万円 | 約6.3万円 | 約9.2万円 |
| 300か月目(25年後) | 約1,290万円 | 約1.6万円 | 約7.6万円 | 約9.2万円 |
返済が進むほど元本が減り、利息の割合が下がっていきます。
金利別 総利息早見表(借入3,000万円・35年)
| 金利 | 月々返済額 | 総返済額 | うち総利息 |
|---|---|---|---|
| 0.5% | 約7.8万円 | 約3,264万円 | 約264万円 |
| 1.0% | 約8.5万円 | 約3,574万円 | 約574万円 |
| 1.5% | 約9.2万円 | 約3,910万円 | 約910万円 |
| 2.0% | 約9.9万円 | 約4,199万円 | 約1,199万円 |
| 2.5% | 約10.8万円 | 約4,521万円 | 約1,521万円 |
| 3.0% | 約11.6万円 | 約4,875万円 | 約1,875万円 |
金利が0.5%から3.0%に変わると、総利息は約264万円→約1,875万円と約1,611万円の差が生じます。
借入額別 総利息早見表(金利1.5%・35年)
| 借入額 | 総返済額 | うち総利息 |
|---|---|---|
| 2,000万円 | 約2,607万円 | 約607万円 |
| 3,000万円 | 約3,910万円 | 約910万円 |
| 4,000万円 | 約5,213万円 | 約1,213万円 |
| 5,000万円 | 約6,516万円 | 約1,516万円 |
金利1%の差で総利息はどれだけ変わるか
借入3,000万円・35年返済の場合、金利が1%違うと総利息は約600〜650万円変わります。
| 金利比較 | 総利息の差 |
|---|---|
| 0.5% → 1.5% | 約646万円 |
| 1.0% → 2.0% | 約625万円 |
| 1.5% → 2.5% | 約611万円 |
金利0.1%の差でも、35年で60〜65万円の差になります。
総利息を減らす3つの方法
1. 金利の低いローンを選ぶ
変動金利は固定より低い傾向があります(2026年時点)。 ただし将来の金利上昇リスクがあるため、固定との比較が重要です。
固定と変動の選び方は 固定金利と変動金利どちらが得? で解説しています。
2. 頭金を増やして借入額を減らす
借入額が少ないほど利息の絶対額も減ります。 頭金100万円を増やすと、利息が約30〜40万円(金利・期間による)減少します。
3. 繰り上げ返済を活用する
余裕資金で元本を一部返済することで、残元本が減り、以降の利息を削減できます。 特に返済初期の繰り上げ返済は効果が大きくなります。
金利差がどれだけ影響するか確認する
変動金利・固定金利の金利差が返済額に与える影響を試算できます。
月々の返済額と総返済額を確認したい場合はこちら。
まとめ
- 住宅ローンの利息は「残元本 × 年利 ÷ 12」で計算
- 返済初期は利息の割合が高く、後半に元本返済の割合が増える
- 金利1%の差で総利息は約600〜650万円変わる(借入3,000万円・35年)
- 総利息を減らすには「低金利選択・頭金増額・繰り上げ返済」が有効
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