住まい相場ナビ住宅工事費用の目安サービス
公開: 2026年3月13日更新: 2026年3月13日著者: 住まい相場ナビ編集部

住宅ローンの金利とは?仕組みと種類をわかりやすく解説【2026年版】

住宅ローンの金利の仕組みと、変動金利・固定金利・固定期間選択型の3種類の違いをわかりやすく解説。選び方の基準や金利が返済に与える影響も整理します。

住宅ローンを検討するとき、最初に理解しておきたいのが「金利」です。

金利が変わるだけで、月々の返済額も総返済額も大きく変わります。 仕組みを理解しておくことで、自分に合うローンを選びやすくなります。

この記事では、

  • 住宅ローンの金利とは何か
  • 金利の種類(変動・固定・固定期間選択型)
  • 金利が返済額に与える影響

をわかりやすく解説します。


住宅ローンの金利とは

住宅ローンの金利とは、借りたお金に対して支払う利息の割合です。

年率で表示されるのが一般的で、たとえば「金利1.0%」であれば、 1,000万円を1年間借りると利息は約10万円になります。

住宅ローンは借入期間が長い(多くは35年)ため、 金利の差が総返済額に与える影響は非常に大きくなります。


住宅ローンの金利の種類

住宅ローンの金利タイプは大きく3種類に分かれます。

1. 変動金利型

金利が市場の金利動向に合わせて定期的に見直されるタイプです。

  • 見直し:年2回(4月・10月が一般的)
  • 適用金利は半年ごとに変わる可能性がある
  • 返済額の変更は5年ごとが多い(5年ルール・125%ルール)
  • 現在の金利水準は3タイプの中で最も低い

メリット:金利が低い局面では総返済額を抑えやすい デメリット:将来の金利上昇リスクを自分で負う

2. 全期間固定金利型(フラット35など)

借入時の金利が返済終了まで変わらないタイプです。

  • 代表例:フラット35(住宅金融支援機構)
  • 返済額が最初から最後まで確定する
  • 変動金利より金利水準が高め

メリット:将来の金利上昇に左右されない安心感 デメリット:変動金利が低い局面では割高になりやすい

3. 固定期間選択型

借入後の一定期間(3年・5年・10年など)は固定金利で、 期間終了後に再度金利タイプを選べるタイプです。

  • 固定期間中は返済額が変わらない
  • 固定期間終了後は変動 or 固定を再選択
  • 全期間固定より低く、変動より高いことが多い

メリット:固定期間中の安心感と、全期間固定より低い金利 デメリット:固定期間終了後の金利が読めない


金利の種類と特徴まとめ

タイプ金利水準返済額の安定性向いている人
変動金利型低め変動する繰上返済を積極的にできる人
固定期間選択型中程度固定期間中は安定一定期間だけ安心感が欲しい人
全期間固定型高め最後まで安定長期の見通しを重視する人

金利が1%違うと返済はどれくらい変わる?

借入額3,500万円・返済35年で試算すると、

金利月々返済の目安総返済額の目安
0.5%約9.1万円約3,817万円
1.0%約9.9万円約4,157万円
1.5%約10.7万円約4,515万円
2.0%約11.6万円約4,888万円

金利が1%上がるだけで、総返済額は350〜370万円程度増える計算になります。


変動金利を選ぶ場合に気をつけること

変動金利は金利水準が低いメリットがある反面、次のリスクがあります。

  • 今後の政策金利上昇による金利上昇リスク
  • 返済額が増えたときの家計への影響
  • 繰上返済の余力がないとリスクが高まる

特に、返済負担率がギリギリの状態で変動金利を選ぶのは危険です。 余裕を持った返済計画のもとで選ぶことが重要です。

住宅ローンの返済負担率の目安


固定金利 vs 変動金利、どちらを選ぶ?

「どちらが得か」という正解は、将来の金利動向次第のため断言できません。 大切なのは、自分のリスク許容度と返済計画に合った選択をすることです。

  • 将来の金利上昇に不安がある → 固定金利寄りに検討
  • 繰上返済で早期完済を狙う → 変動金利が合いやすい
  • 一定期間後に売却・住み替えを検討している → 固定期間選択型も候補に

固定金利・変動金利の詳しい比較はこちらで解説しています。

固定金利と変動金利どちらが得?


金利差による返済額をシミュレーションする

金利が変わると月々返済・総返済額がどれくらい変わるかは、 次のツールで試算できます。

変動金利 vs 固定金利、差額はいくら?

2つの金利を比較して月返済額・総返済額の差を即時計算。数字で差額を確認できます。

金利差シミュレーターを使う →

月々返済額の全体像を確認したい方はこちらも活用できます。

住宅ローンの返済額を計算する

借入額・金利・返済年数を入力するだけで、月返済額・総返済額・利息総額を即時算出します。

返済計算ツールを使う →

関連記事


まとめ

住宅ローンの金利には、変動・固定期間選択・全期間固定の3タイプがあります。

  • 金利が低いほど月々返済・総返済額は少なくなる
  • 変動金利は低いが将来の上昇リスクを負う
  • 全期間固定は高いが返済計画が立てやすい

「最も低い金利を選ぶ」ではなく、自分の家計に合ったリスク許容度で選ぶのが重要です。

住宅ローンの比較を始めたい方は、こちらも参考にしてください。

住宅ローン比較を見る


他の住宅・住宅ローン情報を見る →

住まい相場ナビ編集部

エンジニアとして会社を経営する運営者が個人で立ち上げたメディア。 賃貸暮らしの立場から「住宅の相場をちゃんと数字で理解する」をテーマに、 記事とシミュレーターツールで情報を提供しています。