年収900万円でいくらの家が買える?住宅価格の上限と月返済【2026年版】
年収900万円の住宅購入目安は4,500〜6,750万円(年収倍率5〜7.5倍)。借入可能額・月返済・頭金別の早見表と、年収900万帯が陥りやすい「高額物件の過信」リスクを解説します。
年収900万円の住宅購入目安は4,500〜6,750万円(年収の5〜7.5倍)です。手取りは約670〜680万円(月56万円)のため、月々の返済を手取りの25%以内(約14万円)に抑えれば、首都圏でも新築マンション・注文住宅が十分現実的な選択肢になります。ただし、年収900万円帯は「買えるはずだから大丈夫」という過信が最も起きやすい年収ラインです。
この記事でわかること:
- 年収900万円の手取り・借入可能額・安全な月返済額
- 頭金・金利パターン別の返済額比較表
- 年収900万円が買える物件の現実(東京・大阪・地方別)
- 年収900万円帯特有の「高額物件過信」リスク
① 年収900万円の基本スペック
| 項目 | 金額(目安) |
|---|---|
| 年収 | 900万円 |
| 手取り年収(控除後) | 約670〜680万円 |
| 手取り月収 | 約56万円 |
| 年収倍率5倍の住宅価格 | 4,500万円 |
| 年収倍率6倍の住宅価格 | 5,400万円 |
| 年収倍率7.5倍の住宅価格 | 6,750万円 |
手取りの25%以内を返済の安全ラインとすると、月々の返済は約14万円が目安になります。
② 月返済シミュレーション表
借入可能額(審査上の目安)
年収900万円の場合、金融機関の審査では年収の7〜8倍(6,300〜7,200万円)まで借入可能なケースがあります。ただし無理のない借入は**年収の5〜6倍(4,500〜5,400万円)**が現実的です。
| 返済期間 | 金利0.5% | 金利1.0% | 金利1.5% |
|---|---|---|---|
| 20年 | 約4,261万円 | 約4,093万円 | 約3,935万円 |
| 25年 | 約5,095万円 | 約4,863万円 | 約4,644万円 |
| 30年 | 約5,864万円 | 約5,554万円 | 約5,273万円 |
| 35年 | 約6,559万円 | 約6,206万円 | 約5,884万円 |
※手取り月収56万円の25%(月14万円)以内で借りられる額の目安。
住宅ローンはいくら借りられる?年収別の目安でより詳しいシミュレーションを確認できます。
頭金別・金利別の月返済額比較
物件価格5,500万円の場合
| 頭金 | 借入額 | 月返済額(金利0.5%・35年) | 月返済額(金利1.0%・35年) | 月返済額(金利1.5%・35年) |
|---|---|---|---|---|
| 0円(頭金なし) | 5,500万円 | 約14.3万円 | 約15.5万円 | 約16.9万円 |
| 550万円(10%) | 4,950万円 | 約12.9万円 | 約14.0万円 | 約15.2万円 |
| 1,100万円(20%) | 4,400万円 | 約11.4万円 | 約12.4万円 | 約13.5万円 |
物件価格6,500万円の場合
| 頭金 | 借入額 | 月返済額(金利0.5%・35年) | 月返済額(金利1.0%・35年) | 月返済額(金利1.5%・35年) |
|---|---|---|---|---|
| 0円(頭金なし) | 6,500万円 | 約16.9万円 | 約18.4万円 | 約20.0万円 |
| 650万円(10%) | 5,850万円 | 約15.2万円 | 約16.5万円 | 約18.0万円 |
| 1,300万円(20%) | 5,200万円 | 約13.5万円 | 約14.7万円 | 約16.0万円 |
③ 年収900万円で買える物件の現実
東京23区
4,500〜6,000万円の予算感での選択肢:
- 中古マンション(70〜80㎡):城東・城北エリアで選択肢あり
- 新築マンション(60〜70㎡):神奈川・千葉・埼玉の駅近で現実的
- 注文住宅:23区内は土地代が高く6,000万円台でも郊外・狭小地が中心
大阪・名古屋圏
4,500〜6,000万円の予算感:
- 新築マンション(70〜80㎡):主要駅15分圏内でも購入可能
- 注文住宅:市内〜郊外の40〜50坪土地+建物で十分現実的
地方都市(仙台・広島・福岡)
4,500万円以下で新築一戸建て・土地付き注文住宅が選択肢に入ります。年収900万円であれば、最もゆとりのある住宅購入が可能なエリアです。
④ 年収900万円帯の「高額物件過信」リスク
年収900万円帯は、年収700〜800万円帯よりも借入上限が高くなるため、「借りられる額=安全な額」と混同しがちです。以下のチェックリストで確認してください。
返済が苦しくなるパターン:
- ✗ 教育費(私立中高・大学)が増えた段階で家計が急激に圧迫される
- ✗ 共働きで計算した収入が、育休・転職で一時的に下がった
- ✗ 住宅ローン控除の期限後(11年目以降)に返済負担感が増した
- ✗ 変動金利が上昇し、月返済が当初より3〜4万円増加した
安全な判断基準:
- 月返済額が手取り月収の25%以内(約14万円)
- ボーナス返済は使わない(収入変動リスク対策)
- 固定費(返済+管理費+修繕積立)が手取りの30%以内
返済負担率の考え方 → 住宅ローンの返済負担率の目安
⑤ 年収900万円の住宅購入 チェックまとめ
| 確認項目 | 目安 |
|---|---|
| 無理のない借入額 | 4,500〜5,400万円(年収の5〜6倍) |
| 月々の返済 | 14万円以内(手取りの25%) |
| 頭金の目安 | 物件価格の10〜20%(500〜1,300万円) |
| 諸費用(別途) | 物件価格の3〜6%(150〜400万円) |
まとめ
- 年収900万円の購入目安は4,500〜6,750万円(倍率5〜7.5倍)
- 安全な月返済の目安は手取りの25%以内(約14万円)
- 首都圏でも新築マンション・郊外注文住宅が選択肢に入る
- 年収900万帯は「借りられる≠安全」に注意。教育費・金利上昇への備えが重要
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