住まい相場ナビ住まいの相場シミュレーター
公開: 2026年4月13日更新: 2026年4月13日著者: 住まい相場ナビ編集部

年収900万円でいくらの家が買える?住宅価格の上限と月返済【2026年版】

年収900万円の住宅購入目安は4,500〜6,750万円(年収倍率5〜7.5倍)。借入可能額・月返済・頭金別の早見表と、年収900万帯が陥りやすい「高額物件の過信」リスクを解説します。

年収900万円の住宅購入目安は4,500〜6,750万円(年収の5〜7.5倍)です。手取りは約670〜680万円(月56万円)のため、月々の返済を手取りの25%以内(約14万円)に抑えれば、首都圏でも新築マンション・注文住宅が十分現実的な選択肢になります。ただし、年収900万円帯は「買えるはずだから大丈夫」という過信が最も起きやすい年収ラインです。

この記事でわかること:

  • 年収900万円の手取り・借入可能額・安全な月返済額
  • 頭金・金利パターン別の返済額比較表
  • 年収900万円が買える物件の現実(東京・大阪・地方別)
  • 年収900万円帯特有の「高額物件過信」リスク

① 年収900万円の基本スペック

項目金額(目安)
年収900万円
手取り年収(控除後)約670〜680万円
手取り月収約56万円
年収倍率5倍の住宅価格4,500万円
年収倍率6倍の住宅価格5,400万円
年収倍率7.5倍の住宅価格6,750万円

手取りの25%以内を返済の安全ラインとすると、月々の返済は約14万円が目安になります。


② 月返済シミュレーション表

借入可能額(審査上の目安)

年収900万円の場合、金融機関の審査では年収の7〜8倍(6,300〜7,200万円)まで借入可能なケースがあります。ただし無理のない借入は**年収の5〜6倍(4,500〜5,400万円)**が現実的です。

返済期間金利0.5%金利1.0%金利1.5%
20年約4,261万円約4,093万円約3,935万円
25年約5,095万円約4,863万円約4,644万円
30年約5,864万円約5,554万円約5,273万円
35年約6,559万円約6,206万円約5,884万円

※手取り月収56万円の25%(月14万円)以内で借りられる額の目安。

住宅ローンはいくら借りられる?年収別の目安でより詳しいシミュレーションを確認できます。

住宅ローンの借入可能額を計算する

年収・返済負担率・金利を入力するだけで、借入可能額と月返済目安を即時算出します。

借入可能額シミュレーターを使う →

頭金別・金利別の月返済額比較

物件価格5,500万円の場合

頭金借入額月返済額(金利0.5%・35年)月返済額(金利1.0%・35年)月返済額(金利1.5%・35年)
0円(頭金なし)5,500万円約14.3万円約15.5万円約16.9万円
550万円(10%)4,950万円約12.9万円約14.0万円約15.2万円
1,100万円(20%)4,400万円約11.4万円約12.4万円約13.5万円

物件価格6,500万円の場合

頭金借入額月返済額(金利0.5%・35年)月返済額(金利1.0%・35年)月返済額(金利1.5%・35年)
0円(頭金なし)6,500万円約16.9万円約18.4万円約20.0万円
650万円(10%)5,850万円約15.2万円約16.5万円約18.0万円
1,300万円(20%)5,200万円約13.5万円約14.7万円約16.0万円

③ 年収900万円で買える物件の現実

東京23区

4,500〜6,000万円の予算感での選択肢:

  • 中古マンション(70〜80㎡):城東・城北エリアで選択肢あり
  • 新築マンション(60〜70㎡):神奈川・千葉・埼玉の駅近で現実的
  • 注文住宅:23区内は土地代が高く6,000万円台でも郊外・狭小地が中心

大阪・名古屋圏

4,500〜6,000万円の予算感

  • 新築マンション(70〜80㎡):主要駅15分圏内でも購入可能
  • 注文住宅:市内〜郊外の40〜50坪土地+建物で十分現実的

地方都市(仙台・広島・福岡)

4,500万円以下で新築一戸建て・土地付き注文住宅が選択肢に入ります。年収900万円であれば、最もゆとりのある住宅購入が可能なエリアです。


④ 年収900万円帯の「高額物件過信」リスク

年収900万円帯は、年収700〜800万円帯よりも借入上限が高くなるため、「借りられる額=安全な額」と混同しがちです。以下のチェックリストで確認してください。

返済が苦しくなるパターン:

  • ✗ 教育費(私立中高・大学)が増えた段階で家計が急激に圧迫される
  • ✗ 共働きで計算した収入が、育休・転職で一時的に下がった
  • ✗ 住宅ローン控除の期限後(11年目以降)に返済負担感が増した
  • ✗ 変動金利が上昇し、月返済が当初より3〜4万円増加した

安全な判断基準:

  • 月返済額が手取り月収の25%以内(約14万円)
  • ボーナス返済は使わない(収入変動リスク対策)
  • 固定費(返済+管理費+修繕積立)が手取りの30%以内

返済負担率の考え方 → 住宅ローンの返済負担率の目安

年収から買える住宅価格を計算する

年収・頭金・金利を入力するだけで、借入可能額と適正住宅価格の目安を即時算出します。

住宅価格シミュレーターを使う →

⑤ 年収900万円の住宅購入 チェックまとめ

確認項目目安
無理のない借入額4,500〜5,400万円(年収の5〜6倍)
月々の返済14万円以内(手取りの25%)
頭金の目安物件価格の10〜20%(500〜1,300万円)
諸費用(別途)物件価格の3〜6%(150〜400万円)

まとめ

  • 年収900万円の購入目安は4,500〜6,750万円(倍率5〜7.5倍)
  • 安全な月返済の目安は手取りの25%以内(約14万円
  • 首都圏でも新築マンション・郊外注文住宅が選択肢に入る
  • 年収900万帯は「借りられる≠安全」に注意。教育費・金利上昇への備えが重要

関連記事


他の住宅価格・ローン情報を見る →

住まい相場ナビ編集部

エンジニアとして会社を経営する運営者が個人で立ち上げたメディア。 賃貸暮らしの立場から「住宅の相場をちゃんと数字で理解する」をテーマに、 記事とシミュレーターツールで情報を提供しています。