住宅ローン金利1%の差で返済総額はいくら変わる?借入額別・期間別の影響早見表【2026年版】
3,000万円を35年で借りると金利0.5%と1.5%の差で総返済額は約210万円変わります。金利差の影響を借入額・返済期間別の早見表で確認。変動か固定かを選ぶ判断基準も解説。
住宅ローンで3,000万円を35年借りた場合、金利0.5%と1.5%の差で総返済額は約210万円変わります。金利差が小さく見えても、35年という長期では大きな差になります。
この記事でわかること:
- 金利差が総返済額・月々返済額に与える影響の早見表(借入額別)
- 金利0.1%〜2%の違いを数字で比較
- 変動金利と固定金利の金利差から考える選び方の基準
金利差と総返済額の関係(借入3,000万円・35年)
| 金利 | 月々返済額 | 総返済額 | 利息総額 |
|---|---|---|---|
| 0.3% | 約7.5万円 | 約3,148万円 | 約148万円 |
| 0.5% | 約7.8万円 | 約3,270万円 | 約270万円 |
| 1.0% | 約8.5万円 | 約3,572万円 | 約572万円 |
| 1.5% | 約9.2万円 | 約3,876万円 | 約876万円 |
| 2.0% | 約9.9万円 | 約4,183万円 | 約1,183万円 |
| 2.5% | 約10.7万円 | 約4,492万円 | 約1,492万円 |
金利0.5%→1.5%(差1%)で総返済額は約606万円増加します。月々ではわずか1.4万円の差でも、35年で積み重なります。
借入額別 金利差の影響早見表(35年返済)
金利0.5%と1.5%の差が、借入額ごとに総返済額にどう影響するかをまとめました。
| 借入額 | 金利0.5%(総返済) | 金利1.5%(総返済) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 1,500万円 | 約1,635万円 | 約1,938万円 | 約303万円 |
| 2,000万円 | 約2,180万円 | 約2,584万円 | 約404万円 |
| 2,500万円 | 約2,725万円 | 約3,230万円 | 約505万円 |
| 3,000万円 | 約3,270万円 | 約3,876万円 | 約606万円 |
| 4,000万円 | 約4,360万円 | 約5,168万円 | 約808万円 |
| 5,000万円 | 約5,450万円 | 約6,460万円 | 約1,010万円 |
借入額が大きいほど金利差の影響が拡大します。5,000万円の借入では1%の金利差で1,000万円超の差になります。
返済期間別 金利差の影響(借入3,000万円)
返済期間が長いほど金利差の影響が大きくなります。
| 返済期間 | 金利0.5%(総返済) | 金利1.5%(総返済) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 20年 | 約3,159万円 | 約3,494万円 | 約335万円 |
| 25年 | 約3,198万円 | 約3,683万円 | 約485万円 |
| 30年 | 約3,238万円 | 約3,778万円 | 約540万円 |
| 35年 | 約3,270万円 | 約3,876万円 | 約606万円 |
返済期間が20年→35年になると、同じ金利差でも影響額が倍近く膨らみます。
金利0.1%の差はいくら?
「0.1%」は小さく見えますが、長期では無視できません。
借入3,000万円・35年返済の場合
| 金利差 | 月々返済額の差 | 総返済額の差 |
|---|---|---|
| 0.1% | 約530円 | 約22万円 |
| 0.5% | 約2,600円 | 約110万円 |
| 1.0% | 約5,100円 | 約215万円 |
銀行を比較して0.1%優遇を引き出せれば22万円の節約になります。住宅ローン比較が重要な理由です。
変動金利と固定金利の金利差(2026年)
2026年時点の目安金利と、3,000万円・35年での総返済額の比較です。
| 金利タイプ | 金利目安 | 月々返済額 | 総返済額 |
|---|---|---|---|
| 変動金利(主要ネット銀行) | 0.3〜0.7% | 約7.5〜8.0万円 | 約3,150〜3,360万円 |
| 固定10年(当初固定) | 1.0〜1.5% | 約8.5〜9.2万円 | 約3,570〜3,880万円 |
| フラット35(全期間固定) | 1.8〜2.3% | 約9.6〜10.3万円 | 約4,030〜4,340万円 |
現在の変動金利(0.3〜0.7%)とフラット35(1.8〜2.3%)の差は約1.5〜2%あります。3,000万円・35年では総返済額に900〜1,200万円の差が生じます。
ただし変動金利は今後の金利上昇リスクを借り手が負う点が異なります。
→ フラット35と変動金利どちらが得?2026年シミュレーションで徹底比較
金利差から考える選び方の基準
変動金利が向いているケース
- 借入から10〜15年以内に繰上返済・完済の見通しがある
- 返済負担率に余裕があり、金利が0.5〜1%上昇しても対応できる
- 金利動向を定期的にチェックできる
固定金利が向いているケース
- 返済期間35年フルで組む予定で、毎月の返済額を固定したい
- 共働き・片働き変更などライフイベントで収入が変わりやすい
- 金利上昇リスクを避けたい(金利差より安心感を優先)
判断の目安: 変動金利が固定金利より1.5%低い場合、その差が縮まるまでに繰上返済できるかどうかが分岐点です。
まとめ
- 借入3,000万円・35年返済で金利差1%により総返済額は約600万円変わる
- 借入額が1,000万円増えるごとに、金利差の影響額も約200万円増える
- 0.1%の差でも35年間で約22万円の差(3,000万円借入の場合)
- 変動とフラット35の金利差(約1.5〜2%)は総返済額で900〜1,200万円相当
→ 住宅ローン変動金利のリスク【2026年版】金利上昇時の返済増加額と対策
→ 住宅ローン金利の推移【2026年版】今後の見通しと選び方
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