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公開: 2026年3月26日著者: 住まい相場ナビ編集部

フラット35と変動金利どちらが得?2026年シミュレーションで徹底比較

フラット35(1.9%)vs 変動金利(0.5%)の差は3,000万円35年で総返済額約714万円。ただし変動金利上昇リスクを考慮すると判断は逆転しうる。損益分岐点と選び方を解説。

フラット35(金利1.9%目安)と変動金利(0.5%目安)では、3,000万円・35年返済で月々約1.7万円・総返済額約714万円の差があります。ただし変動金利が今後上昇した場合、この差は縮まり逆転するケースもあります。

この記事でわかること:

  • フラット35と変動金利の月々返済・総返済額の具体的な差(3,000万円試算)
  • 変動金利が何%まで上昇すると「フラット35の方が得」になるか
  • 年収・ライフプラン別の選び方チェックリスト

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結論:月々・総返済額の差(3,000万円・35年)

ローンタイプ金利月々返済額総返済額うち総利息
変動金利0.5%約7.8万円約3,276万円約276万円
フラット351.9%約9.5万円約3,990万円約990万円
差額1.4%約1.7万円/月約714万円約714万円

金利が変わらなければ、変動金利の方が35年で約714万円お得になります。

ただし「金利が変わらない」という前提がいつまで成立するかが、判断の核心です。


2026年の金利動向:変動金利は上昇しつつある

ローンタイプ2020年頃2024年2026年(現在)
変動金利(主要ネット銀行)0.4〜0.6%0.3〜0.5%0.4〜0.7%
フラット35(21〜35年)1.3〜1.7%1.8〜2.1%1.8〜2.3%

日本銀行は2024年以降、政策金利の引き上げを段階的に実施しています。変動金利は底を打ち、緩やかな上昇局面に入りつつあります。


変動金利 vs 固定金利、差額はいくら?

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損益分岐点:変動金利が何%で逆転するか

変動金利が上昇した場合に、フラット35との総返済額が逆転するシミュレーションです。

借入3,000万円・35年返済の場合:

変動金利シナリオ総返済額(試算)フラット35との差
ずっと0.5%のまま約3,276万円フラット35より▼714万円お得
10年後に1.5%上昇約3,700万円(推計)フラット35より▼290万円お得
10年後に1.9%上昇約3,990万円(推計)ほぼ同等
10年後に2.5%超約4,200万円超(推計)フラット35の方がお得

※変動金利は元利均等・5年ルール・125%ルールを考慮した概算。実際の金融機関の条件により異なります。

損益分岐点のポイント:変動金利が借入期間中に平均1.9%前後まで上昇すると、フラット35と総返済額はほぼ同等になります。


借入金額別の月々返済差(2026年・金利差1.4%で比較)

借入金額変動0.5%・35年フラット35・1.9%・35年月々差
2,000万円約5.2万円約6.3万円約1.1万円
3,000万円約7.8万円約9.5万円約1.7万円
4,000万円約10.4万円約12.6万円約2.2万円
5,000万円約13.0万円約15.8万円約2.8万円

借入金額が大きいほど月々の差・総返済額の差も大きくなります。


変動金利の「5年ルール・125%ルール」とは

変動金利には金利上昇時の急激な返済増を抑えるルールがあります。

  • 5年ルール:金利が変わっても返済額は5年間変わらない
  • 125%ルール:返済額の上限は現在の125%まで

ただし、返済額が据え置かれても利息は増えており、元本が想定通り減らない(未払い利息の発生)リスクがあります。


フラット35が向いている人

  • 長期的な家計計画を固定したい:子育て・教育費が重なる時期に返済額が増えることを避けたい
  • 自営業・フリーランス:収入が不安定なため金利上昇リスクを回避したい
  • 繰上返済を積極的に行う予定がある:フラット35は繰上返済手数料が無料
  • 金利上昇局面が長期化すると予想している:将来の金利水準を高めに見込む場合

フラット35とは?仕組み・金利・メリットデメリット


変動金利が向いている人

  • 10年以内に繰上返済・完済の見通しがある:期間が短いほど金利差のメリットが出やすい
  • 返済負担率に余裕がある:金利1%上昇時に月2〜3万円増えても耐えられる家計
  • 定期的に金利動向をチェックできる:上昇が続くようなら固定への借り換えを検討できる
  • 頭金が多い・借入期間が短い:リスクが小さい

固定金利vs変動金利どちらを選ぶべき?


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まとめ

  • 現状(2026年)はフラット35と変動金利の差が月1〜3万円・35年総返済で500〜800万円
  • 金利が変わらなければ変動金利が有利、金利上昇が続けばフラット35が有利
  • 損益分岐点は変動金利が期間中に平均1.9%前後まで上昇した場合
  • 日銀の利上げ継続で変動金利は今後も緩やかに上昇する見通し
  • 最終的には「金利リスクを取れるかどうか」と「ライフプランとの相性」で判断する

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住まい相場ナビ編集部

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