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公開: 2026年4月16日更新: 2026年4月16日著者: 住まい相場ナビ編集部

年収1000万円で住宅ローンはいくら借りられる?借入可能額・月返済・注意点【2026年版】

年収1000万円の住宅ローン借入可能額は返済負担率25%で約6,800万〜8,000万円。借入6,000万〜7,000万円の月々返済シミュレーションと、高収入帯特有の注意点(税負担・富裕層審査・繰上返済戦略)を解説します。

年収1000万円の住宅ローン借入可能額は、返済負担率25%(理想ライン)で約6,800万〜8,000万円・35%(審査上限)で約9,500万〜1億1,000万円が目安です。ただし実際の生活を考えると5,000万〜7,000万円が無理のない現実的なラインです。

この記事でわかること:

  • 返済負担率25%・30%・35%別の借入可能額と月々返済額の比較(金利0.5%・1.5%)
  • 年収1000万円で買える住宅価格の目安(頭金ゼロ〜2,000万円別)
  • 年収1000万円帯特有の注意点(高い税負担・ペアローン活用・繰上返済の損益分岐)

結論:年収1000万円の借入可能額の目安

返済負担率月返済上限借入可能額(金利0.5%・35年)借入可能額(金利1.5%・35年)
25%(理想)約20.8万円約8,000万円約6,800万円
30%(標準)約25万円約9,600万円約8,100万円
35%(審査上限)約29.2万円約1億1,000万円約9,500万円

※元利均等返済・ボーナス払いなし。概算値です。

審査上は最大9,500万〜1億円以上まで借りられる可能性がありますが、教育費・老後資金との両立を考えると5,000万〜7,000万円が現実的な目安です。

住宅ローンの借入可能額を計算する

年収・返済負担率・金利を入力するだけで、借入可能額と月返済目安を即時算出します。

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返済負担率とは?

返済負担率とは、年収に対して年間の返済額が占める割合のことです。

返済負担率 = 年間返済額 ÷ 年収 × 100

年収1000万円の場合:

  • 年収1000万円 ÷ 12 = 月収約83.3万円
  • 返済負担率25%の月返済上限 = 83.3万円 × 25% ≈ 20.8万円
  • 返済負担率30%の月返済上限 = 83.3万円 × 30% ≈ 25万円
  • 返済負担率35%の月返済上限 = 83.3万円 × 35% ≈ 29.2万円

→ 返済負担率の仕組みについては住宅ローンの返済負担率の目安で詳しく解説しています。


借入額別・月々の返済額シミュレーション

金利1.0%・35年返済

借入額月々返済額返済負担率(年収1000万)
4,000万円約11.3万円約14%
5,000万円約14.1万円約17%
6,000万円約17.0万円約20%
7,000万円約19.8万円約24%
8,000万円約22.6万円約27%

金利1.5%・35年返済

借入額月々返済額返済負担率(年収1000万)
4,000万円約12.3万円約15%
5,000万円約15.3万円約18%
6,000万円約18.4万円約22%
7,000万円約21.5万円約26%
8,000万円約24.6万円約30%

住宅ローンの返済額を計算する

借入額・金利・返済年数を入力するだけで、月返済額・総返済額・利息総額を即時算出します。

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年収1000万円で買える住宅価格の目安

頭金借入額6,000万円借入額7,000万円
0円(フルローン)6,000万円7,000万円
500万円6,500万円7,500万円
1,000万円7,000万円8,000万円
2,000万円8,000万円9,000万円

→ 年収1000万円で買える家の詳細な価格目安は年収1000万円で買える家の価格は?住宅ローンの上限と注意点で確認できます。


年収1000万円帯特有の注意点

1. 手取りは年収より大幅に少ない

年収1000万円の場合、所得税(33%超の税率も)・住民税・社会保険料を差し引いた手取りは概ね700万〜730万円程度(月約58〜61万円)です。

年収1000万円では高い税率が適用されるため、手取りと額面の乖離が大きくなります。「返済負担率25%」と聞くと余裕があるように見えますが、手取りベースでは実質30〜35%を占めることになります。

住宅ローンの年収は手取り・額面どちらを使う?

2. 住宅ローン控除の恩恵が制限される場合がある

住宅ローン控除(借入残高の0.7%・最大13年間)は、高収入帯では合計所得金額が2,000万円を超えると適用外になります。年収1000万円は原則対象ですが、副収入・株式配当・不動産所得などがある場合は超過するリスクがあります。

住宅ローン控除とは?2026年版 条件・計算・確定申告の手順

3. 借入上限より「生活費との両立」が重要

年収1000万円帯では、高い生活水準(外食・旅行・子どもの私立教育など)と住宅ローン返済の両立が課題になります。月返済20万円(借入7,000万円・金利1.5%・35年)は手取りの約33%を占め、思ったより余裕がないと感じるケースが多くあります。

目安:月返済額は手取り(約58〜61万円)の25%以内 = 約14〜15万円以内が生活に余裕を保てる水準です。

4. 繰上返済・一括返済の効果が大きい

年収1000万円帯は余剰資金が生まれやすく、繰上返済(期間短縮型)の効果が高くなります。借入7,000万円・金利1.5%・35年の場合、5年後に500万円を一括繰上返済すると、約5年の返済短縮と750万円超の利息削減効果があります。

住宅ローン繰上返済の効果早見表【2026年版】

5. ペアローンで節税効果を高める方法

共働き夫婦の場合、ペアローン(双方が債務者)にすることで住宅ローン控除を二人分受けられます。例えば夫7,000万円単独ローンより、夫3,500万円+妻3,500万円のペアローンにすると、控除を双方で受けられる分だけ節税効果が高まります。


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まとめ

  • 年収1000万円の借入可能額は金利・返済年数次第で6,800万〜1億円超
  • 手取りベースでの返済負担率が実質30%超になりやすいため、「額面25%以内」を守ることが重要
  • 借入6,000万〜7,000万円(金利1.5%・35年)で月18〜21万円が現実的な安全圏
  • 合計所得2,000万円超になると住宅ローン控除の対象外になる点に注意
  • 繰上返済・ペアローンの戦略的な活用で総返済コストを大幅に削減できる

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住まい相場ナビ編集部

エンジニアとして会社を経営する運営者が個人で立ち上げたメディア。 賃貸暮らしの立場から「住宅の相場をちゃんと数字で理解する」をテーマに、 記事とシミュレーターツールで情報を提供しています。